春や夏になると使える青春18きっぷですが、乗れる電車は主に鈍行と呼ばれる普通電車なので、ずっと乗っているのはかなりきつく、乗る人は最高で20時間ほど乗車する強者もいるくらいです。
正直、青春18切符はきつい、しんどい、疲れる、なんて声もたくさんありますよね。
長距離の普通電車での移動だと、何時間も電車の中にいるので、快適に過ごせる方法や、移動時のストレスを減らす方法、注意点などを紹介していきます。
青春18切符はきつい!

18きっぷで旅をしたことがある方なら、云々とうなずけると思いますが、青春18きっぷでの旅は、本当にきついです!
18きっぷでは1日のうちにできるだけ長い距離を移動したいので、普通電車の中で長時間過ごします。
電車の椅子になかなか慣れずしんどい思いをしたり、眠った時のもたれる体勢で、逆に疲れることもあります。
比較的大きな都市を行き来する快速電車や首都圏の電車だと、青春18きっぷで乗っても、ずっと座れなかったということも。
18きっぷでの移動は絶対にきついということを前提に、以下のコツをおさえましょう。
青春18切符の旅でのコツ

18きっぷで移動の際には以下のポイントに注意しましょう。
- 乗り換え駅で休憩できるところがあるか
- 車内用快適グッズをそろえる
- 有料移動の手段を知っておく
一つずつ解説していきます。
①乗り換え駅で休憩できるところがあるか
18きっぷでの移動で、乗り換えの際に駅に立ち寄りますよね。
その駅で、
- トイレに行けるかどうか
- 食事を調達できるかどうか
- あわよくば休憩場があるかどうか
を知っておくと、乗り換え駅まで、長距離電車に乗ってもモチベーションが湧きます。
例えずっと寝ていたとしても、電車の中で長時間すごすのは結構きついです。
乗り換え駅で、階段などで体を動かしたり、ゆっくりと飲み物や食べ物を売店で買ったり、もしくはレストランなどでしっかり休めるようであれば、うまく休憩や運動を取り入れてください。
何もない乗り換え駅ですと、降りても悲惨なこともありますので、乗り換え駅の状況をしっかり調べておいて、何をするか考えておくと、18きっぷ移動がベターなものになります。
②車内用快適グッズをそろえる
どうしても車内での時間が長くなりますので、18きっぷで旅に出ると決めたら、以下のグッズをそろえておくと良いです。
<モバイルバッテリー>
車内で退屈すぎて疲れないように、スマホで動画をみたり検索を駆使しすぎると、スマホのバッテリーの消耗が激しくなります。
退屈しすぎて車内ですごすのがきつい状態にならないよう、モバイルバッテリーは必ず準備してください。
モバイルバッテリーはAnkerのものが丈夫で長持ちし、品質もいいので一つは用意していきたいですね。
<ネックピロー>
ネックピローは、周りの目もありますので、なるべく人がいないローカル線やボックス席で使うのが良いでしょう。
空気を入れて膨らませるものであれば、かさばらないのでおすすめです。
人間工学に基づいて設計され、空気も抜きやすいこちらのネックピローなど、いいですね!
<着圧ソックス、レギンスなど>
着圧ソックスやレギンスは、足のむくみ防止になります。
長時間座っていると、足が疲れてきますので、飛行機に乗っているのと同じような感覚で、足をこまめに動かしたり、着圧グッズで予防することが大事です。
単純に疲れた足にも効果的です。
車内での着脱はマナーが悪いので、車内のトイレや駅のトイレで履くようにしてくださいね。
③有料移動の手段を知っておく
18きっぷを使うのに、お金はそれ以上払いたくないという気持ちもあると思いますが、有料で移動できる方法を知っておくと、もしもの時に役立ちます。
一つ目は、グリーン券を買えば18きっぷでグリーン車自由席に乗れるということ。
二つ目は、乗車券も必要だけど新幹線ワープという方法もあることです。
どちらも追加でのお金はかかりますが、長い時間かけて移動する際に、快適な席を買う、もしくは時間と席を買うというイメージを持っておいてください。
青春18切符での移動はしんどいこれ以上無理!という時に、泊まる以外の選択肢が増えますよ。
まとめ
思った以上に、青春18切符ではきつい、しんどい移動となります。
通勤電車などで数十分立って乗っているだけでも疲れるので、座れない電車に何時間も乗っていたり、かたい椅子に座り続けて足がきつくなったりもします。
車内で快適に過ごせる方法や、もしもの時の選択肢を増やしておくなど、事前にできる対策はいくつもあります。
青春18切符はきつい、しんどい以上にローカル線の楽しみや景色を眺める、遠くまでゆっくり行けるなど、メリットも大きいので、疲れる予防をしながら、上手に旅をしてみてください。